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「食品開発展2023」記念セミナーに佐々木が登壇いたしました

10月6日、東京ビッグサイトにて開催の「食品開発展2023」における記念セミナーに、当社代表の佐々木が登壇いたしました。

「代替たんぱく食品の開発」のテーマにおいて、「微細藻類のたんぱく質資源としての開発の現状と課題」の講演を行いました。 既存の食物から摂取できるたんぱく質では近い将来足りなくなるため、世界的に開発が急がれている代替たんぱく食品。伸びていく需要を満たす供給が可能となる代替たんぱく食品は、生産効率、環境問題解決も含めて微細藻類以外難しいとされています。 そのため世界には微細藻類に着目し、生産をおこなっている企業が複数ありますが、いずれも大規模生産の技術がないため頓挫している状況です。

そのような中、世界最大規模の生産を開始しているのがタベルモも一員であり、ちとせグループが運営する「MATSURI」プロジェクト。現在当社を含め60機関以上が参加しているこのプロジェクトは、たんぱく質のみならず、燃料、化成品など現在の産業を支えていて近い将来に枯渇の不安がある石油を、光合成起点の微細藻類で置き換える産業を起こします。

微細藻類大規模生産の実績、今後の展望など「食品」を取り巻く産業全体の展望は聴講者の関心を集め、セミナー終了後には質問とコンタクトを希望する方々の長蛇の列ができておりました。