TECHNOLOGY

スピルリナの栽培技術 スピルリナの栽培技術

栽培技術

赤道直下で生産可能な培養技術を保有

自社工場のあるブルネイは赤道に近く、日本と比べ年間を通じて温暖、日照量も高く、日本の5倍近い生産性が見込めます。また、消費地に近いというのも輸送上のメリットになります。しかし、これまでのスピルリナ生産は、赤道近くでできていませんでした。これは、オープンポンドと呼ばれる従来の方式だと強光、雨水氾濫、生物混入などが課題となるためですが、ちとせグループのPhoto Bioreactor(フォトバイオリアクター、 PBR) によりこれを解決しました。PBRにより、たんぱく質源となるスピルリナを世界で最も効率的に培養することができます。

赤道直下で生産可能な培養技術を保有
                    
環境条件日本ブルネイ
ケッペンの気候区分温暖室潤
気候Cfa
熱帯雨林
気候Af
年間平均気温(℃)16.1 26.9
平均年間最低気温(℃)12.523.0
平均年間最高気温(℃) 20.9 30.8
平均年間降水量(mm) 2324.9 2913.3
日照量(MJ/ms) 13 20
期待される生産能力
(g/m2/day)
4 20

赤道直下では同じ面積で5倍高い生産性が出せます。

フォトバイオリアクター

3次元型の半閉鎖型培養システムを用いることで、強光を分散、フィルムによる防水、防除を行い、世界で最も生産性の高い土地での生産を可能にしました。これにより生産性の飛躍的な向上が可能となり、生産コストを大幅に下げることができます。

藻のフォトバイオリアクター

ちとせグループの大量培養技術と主なプロジェクト

ちとせグループは、各種産業で利用されている微生物や藻類を大量に培養する技術を保有しています。藻類については、鹿児島県に国内最大級の藻類生産実証試験設備を構築し、世界で初めて燃料用藻類(ボツリオコッカス)のパイロットスケールにおける長期連続生産を成功させました(NEDO, IHIらと)。また、静岡県掛川市においてスピルリナの屋外大規模培養を行い、世界初の生スピルリナ製品の事業化に成功しました。

赤道直下で生産可能な培養技術を保有

藻を農業に

藻類を利用した新型農業(Algae-culture)を立ち上げ、1,000ha規模の大規模栽培によるたんぱく質の世界的なサプライヤーを目指します。藻類は農業生産に不適格な土地も利用することができるため、既存の農業とバッティングせず、世界のたんぱく質供給量を純増させることが可能です。

藻を農業に